‘年度まとめ’ カテゴリーのアーカイブ

2013年度レポートを振り返って インタビュー 加納隆徳先生

 2013年度法教育レポートの特別企画では、「往復書簡シリーズ」第2弾として荒木尚志教授と河村新吾先生による「高校教諭と労働法学者の往復書簡」をお届けした他、新しく大村敦志教授と法学者の対談シリーズ「法学教育を拓く」が始まりました。今年度を振り返るインタビューでは、東京学芸大学附属高等学校の加納隆徳先生にご感想とご自身の取組みについて伺います。 続きを読む…

2012年度レポートを振り返って インタビュー 窪直樹先生

 2012年度は、小学校の教科書が新学習指導要領に沿って改訂された年でした。法教育レポートでは「教科書を見るシリーズ」として、新学習指導要領にも示された法教育に関わる内容がどのように教科書に記述されるかを見ていく企画を始めました。今回の年度まとめのインタビューは、「教科書を見るシリーズ」と小学校におけるご自身の取組みについて、練馬区立大泉第六小学校の窪直樹先生にお話を伺います。 続きを読む…

2011年度レポートを振り返って インタビュー 寺本誠先生

 2011年度の法教育レポートを振り返って気付いた点などをまとめ、これからの法教育について考える年度末企画も3回目となりました。
 授業例の蓄積もできてきましたので、同じテーマ(たとえば模擬裁判)の授業を取材する際には、工夫されている点に注目したり、社会科以外の時間における法教育を探したりするという方針でレポートしてきましたが、読者の皆様のお役に立ったでしょうか。
 2012年度からは、中学校で新学習指導要領が実施される運びとなりますので、今回はお茶の水女子大学附属中学校で社会科を担当する寺本誠先生にお話を伺いました。中学校公民的分野の現代社会をとらえる見方や考え方の基礎として、「対立と合意」「効率と公正」が取り上げられていますが、その扱い方などについても伺えればと思います。 続きを読む…

2010年度レポートを振り返って インタビュー 藤井剛先生

 これまで法教育レポートでは、法教育に関する様々な試みを紹介してきました。当初はどうしても、先端的なもの・意欲的なものをとりあげることが多くなりました。そうした試みには大きな意義があり、これらに刺激を受けて法教育に関心をもたれた方もいらっしゃったことでしょう。一方、これらの例は素晴らしいけれども、簡単にまねはできないという印象をもたれた方もおられるようです。
 現に、2009年12月の「法と教育学会」設立準備総会・シンポジウムの際、学会への要望として「先進例ではなく、誰にでもできるような教材の提供をしてほしい」という声がありました。そこで、2010年度の法教育レポートでは、なるべく「先進例ではない」ということを意識して取材するようにしてみました。(後掲資料参照)これらの事例は、「○○校だからできる」というものでもないように思われます。しかし詳細に検討すると、なお「一部の先進的な取り組み」の段階にあるものが多いように思えます。
今回、同学会の会員であり、早くから独自の模擬裁判授業などを実践されている千葉県立千葉高等学校の藤井剛先生に、これらの取組みのレポートを改めてご覧いただき、法教育の普及という観点からのご感想や、今後についてのお話などをお伺いしたいと思います。 続きを読む…

2009年度 法教育レポートを振り返って

 2009年6月から取材を始めた法教育レポートの初年度が終わりました。多くの方々からのご支援を頂き、10か月の間に様々な取り組みをお伝えすることができました。それらを振り返ってみることで、どういうことがわかるか、今後の課題は何かなどを考え、2009年度のまとめとしたいと思います。現場の先生からのご意見として、「法と教育学会」設立準備シンポジウムで報告された練馬区立大泉第六小学校教諭の窪直樹先生をお迎えし、お話を伺いました。 続きを読む…

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