‘『グラフィック法学入門』’ タグのついている投稿

「法学教育」をひらく(第2回) 青木人志先生 その2

〈本から離れて―法学の魅力とは〉

大村:「本そのものから少し離れますが、法学の意義、面白さということについては、ご自身の個人的な経験も含めていかがですか? 「法学入門」とは別になさっているご自身の研究・教育について、法学の魅力と絡めて、お話し願います。」 続きを読む…

「法学教育」をひらく(第2回) 青木人志先生 その1

〈対談シリーズお二人目の位置づけ〉              

大村:「この対談では、私の目から見て特徴があると感じられる「法学入門書」をお書きの先生方をお招きしています。前回は「概論型」「導入型」という表現を使いましたが、同じことを示すのに、昔から「法学入門」には「お子様ランチタイプ」と「オードブルタイプ」というたとえも使われてきました。お子様ランチは、「子どもに少しずつ大人の味を味見してもらうのはいいこと」という趣旨で、「みんな食べたことがある食材でしょう」という意味もあります。オードブルは「食欲を喚起するもの」という役割です。第1回の君塚正臣先生の本は前者の「知っているものと新しいものとをつなぐもの」にあたり、今回のゲストである青木人志先生の『グラフィック法学入門』は後者の「関心を呼び起こすもの」として優れたものだと思いました。」 続きを読む…

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