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「法学教育」をひらく(第5回) 西原博史先生・仲道祐樹先生 その2

その1からの続き

〈大学生への法学入門に関して〉
大村:「西原先生は、『法学セミナー』(日本評論社)の今年の4月号に、サル山共和国の設定で寄稿されています。大学生への法学入門へもサル山共和国が越境していますが、他の場面への利用可能性についてお話し下さい。」 続きを読む…

「法学教育」をひらく(第5回) 西原博史先生・仲道祐樹先生 その1

〈著書と著者のご紹介〉

大村:「西原博史先生は早稲田大学社会科学部教授で、憲法をご専門にしておられます。著書には『良心の自由』(成文堂 1995年、増補2001年)、『平等取扱の権利』(成文堂 2003年)、『良心の自由と子どもたち』(岩波新書 2006年)などがおありです。今回は『うさぎのヤスヒコ、憲法と出会う』(太郎次郎社エディタス 2014年)に関するお話を伺います。
 仲道祐樹先生は早稲田大学社会科学部准教授、刑法がご専門です。著書に『行為概念の再定位』(成文堂 2013年)がおありです。『おさるのトーマス、刑法を知る』(太郎次郎社エディタス 2014年)は、『うさぎのヤスヒコ、憲法と出会う』とともに「なるほどパワーの法律講座」シリーズを形成しています。
 『うさぎのヤスヒコ、憲法と出会う』『おさるのトーマス、刑法を知る』は読者に小学生を想定している点で他に例を見ないものになっています。この2冊は独立に書かれたのではなく、シリーズとして明確なコンセプトに基づいて書かれました。内容はかなり高度で、異色の法学入門として大学生が読んでも得ることが多いものになっていると位置づけられると思います。」 続きを読む…

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